2019年 留学生、たこあげ大会へ出場

平成31年2月24日(日)、さつき寮、みずき寮、きょうと留学生ハウスの寮生たちが「第35回京都子どもてづくりたこあげ大会」に出場しました。寮生たちは「たこ作りワークショップ」で自作した凧や会場で制作した凧を手に、京都市内の学童・児童館などから集まった児童や保護者など500名近い参加者の方々と一緒にたこあげを楽しみました。

開会式では、子どもたちによる和太鼓演奏が披露され、そのあとで留学生を代表して挨拶をさせていただきました。当日は快晴で暖かく過ごしやすい天気に恵まれたのですが、風が少なかったこともあって、凧を大空に安定して滞空させるのには苦労している様子でしたが、寮生たちは子どもたちと一緒に会場を駆け回っていました。

その後、京都市内の学童・児童館の児童や保護者達が制作し競い合うエントリー競技が始まり、各館所から持ち込まれた大凧や創作凧、連凧などが次々に登場しました。今年から審査員に留学生が加わり、出場した凧の大きさやデザイン、そして飛んだ高さを評価する大役を務めることとなりました。
留学生チームは今年も連凧競技にエントリー、ワークショップで作成した過去最多最長の60連凧を手に優勝を目指します。連凧部門には5団体がエントリーしており、留学生チームの連凧の滑空順番は5チーム中最後です。先に他団体の滑空成功を見届けたあとにも関わらずでしたが、見事大空に60連凧を飛ばすことができました。
過去には2位や京都新聞社賞を受賞した経歴もあり、他団体からライバル視されるようになってきましたが、今年の結果は如何に?審査結果に期待が膨らみます。

結果発表が行われるまでの間、留学生たちはけん玉イベントにも参加させて貰いました。ステージでけん玉パフォーマンスを披露してくれた学童指導員や子どもたちにけん玉の遊び方を教わり、子どもたちの輪の中に入ってけん玉遊びを体験させて貰いました。その後、けん玉コンテストが開催され、留学生たちもコンテストに参加させて貰いました。コンテストが終了した後も延々とけん玉に夢中になる留学生の姿が印象的でした。

閉会式にて各部門での入賞団体の発表が行われました。先に大凧、創作凧の結果発表が行われ、最後に連凧部門の結果が発表になります。待ちに待った発表では、留学生チームは3位に入賞することができました。審査委員長からの総評では連凧部門は大変な接戦だったそうですが、留学生チームよりもより高く、より多く連凧を飛ばした団体が上位入賞を果たしました。
連凧で先頭走者を務めた留学生が留学生チームを代表して登壇し、審査委員長から3位入賞の賞状を受け取りました。

留学生たちがたこあげ大会に参加させていただいて3年目となりました。京都で留学する外国人留学生がたこあげ大会に参加する企画は、年を重ねる毎に多くの方々に知られる恒例行事となってきました。また、たこあげ大会に参加している学童・児童館に関係する外国人居住者や留学生からの参加も見受けられるようになってきました。日本の伝統的な遊び文化であるたこあげを通じて、留学生たちと子どもたち、そして子育て世代の親たちとの交流の幅が広がってきているように感じられるようになりました。
このような機会を提供していただいた「京都子どもてづくりたこあげ大会」実行委員の方々をはじめ地域の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

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2019年 留学生たこつくりワークショップ

平成31年1月31日(木)・2月1日(金)の2日間、2月24日に開催される「京都こどもてづくりたこあげ大会」の留学生チーム参加に向けて、手作りたこ制作のワークショップがさつき寮にて実施されました。

第35回京都こどもてづくりたこあげ大会実行委員会のスタッフの方々にお越しいただき、ワークショップ1日目は留学生たちに個人用の六角形の和凧の制作を指導していただきました。まずは凧に絵を描きます。みんな一斉にスマートフォンで自分の好きなモチーフやデザインを探して、それを参考にしながら描いていました。絵を描き終えたら竹骨・尾・たこ糸を付けて完成。アニメのキャラクターや母国の風景・動物など、個性的な絵柄の和凧ができあがりました。留学生たちは自分で作った凧が空に舞い上がるのをイメージしながら、たこ糸がバランスよく付けられているか軽く走って確認していました。

ワークショップ2日目は連凧の制作です。1日目と同様に、凧に絵を描くところから始めます。それぞれ好きな絵柄を描いてでき上がった凧を重ねていきますが、連凧は枚数が多いので段々と描くペースが遅くなり、「もう描くものがありません!」と留学生たち。たくさん描いてくれたおかげで色とりどりの凧ができあがりました。今回は、昨年に制作した連凧も活かして、新しく作った凧を連ねていきました。

留学生チームとして一昨年、昨年と二年連続で賞を頂いているので、今年の目標は優勝でしょう!留学生たちの凧が京都の大空高く舞う大会当日が楽しみです。

2019年 新春おせち料理企画

平成31年1月20日(日)、毎年恒例となりましたおせち料理企画がさつき寮で実施されました。さつき寮、みずき寮、きょうと留学生ハウスの寮生たちに日本の母の味と日本の新年の伝統を体験して貰いたいと京都グレースライオンズクラブの皆さまが企画して実施して頂いています。
午前中に寮生たちが餅つき大会に出掛けている間にグレースライオンズクラブの皆さまが、おせち料理の準備をして頂いており、寮生たちが戻った頃にはコモンルームに美味しそうな匂いが漂っていました。匂いに誘われるように寮生たちも続々と集まりだして、予定よりも早くに調理を進めていくことになりました。

グレースライオンズクラブのお母さんたちに教えられながら錦糸卵を作る寮生や芋きんとんを丸める寮生、盛り付けを手伝う寮生など、寮生たちも日本料理の手解きを受けていました。
調理も終わって一人ずつにおせち料理が詰まったお重と雑煮、ちらし寿司が配られて着席。グレースライオンズクラブの皆様からのご挨拶とおせち料理の説明をして頂いて、全員で手を合わせて「いただきます」を合唱しました。

彩とりどりに調理され、願いが込められた食材に寮生たちは関心を寄せ、目でも味わう日本料理の神髄を寮生たちは実感したものと思います。日本の母の手料理を満喫したあとは、寮生たちよりグレースライオンズクラブのみなさまへ感謝のメッセージを綴った寄せ書きを進呈させて頂き、寮生によるピアノの独奏を披露させて貰いました。

毎年、このように寮生たちに日本の伝統的な習わしと日本の母たちの心と味に接する機会を提供して頂いている京都グレースラインズクラブの皆様には深く感謝します。
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2019年 滋野地区 新春もちつき大会

平成31年1月20日(日)、地域で開催されました「もちつき大会」にさつき寮とみずき寮の寮生たちが参加しました。
朝から雨模様の天気でしたので、例年は運動場で実施されている催しが体育館の中で行われることとなりましたが、寮生たちは会場に到着早々に振舞われていたぜんざい、きなこ餅、おろし餅に舌鼓を打っていました。

お腹も満たされたあと、寮生たちが楽しみにしていた「餅つき体験」に参加させて頂く事になりました。体育館の外に設営された餅つき会場では、慣れた手つきで餅をついている地域の方々の中に入れて頂いて餅つきを体験しました。地域の方々の掛け声に合わせて杵を振り下ろしますが、杵に身体が持って行かれそうになりそうになる寮生もいれば、地域の方も顔負けの力自慢を披露した寮生など、寮生たちも様々な反応を見せていました。

餅つきの隣では、つきたてのお餅を丸くこねる作業を婦人の方々が行っています。餅つき体験を終えた寮生たちも餅を丸める輪の中に入れて頂いてお手伝いさせて頂きました。地域のご婦人方々から優しく指導して頂きながら一緒に餅を丸めていました。

寮生たちは、日本の伝統的な新年行事に参加させて頂き、貴重な体験になったことと思います。

 

2018年 秋の3棟合同研修企画

平成30年11月3日(土)、京都府が所管する3つの留学生寮 「きょうと留学生ハウス」と「きょうと留学生オリエンテーションセンター さつき寮、みずき寮」に居住する留学生ら約50名が合同で日本の伝統工芸体験と天橋立観光を行いました。
最初に丹後マスターズビレッジにある大宮ふれあい工房を訪問し、京都が誇る伝統工芸の友禅染体験を実施しました。実施の前に「DO YOU KYOTO?」の環境活動の説明とエコバック利用推進に向けた案内をさせて頂きました。
寮生たちは、工房の講師より友禅染の技法に沿った筆使いと色使いの説明を受け、その後、各自が気に入った絵柄の枠を選び、エコバックに友禅染の染付を行いました。
様々な個性と特徴が活かされた絵柄がエコバックに染め付けられており、寮生たちにとっても愛着のあるエコバックになったものと思います。帰った後のお買い物が楽しくなることでしょう。

 

その後、建物に隣接するセントラーレ・ホテル京丹後に移動し、バラ寿司作り体験を実施しました。京丹後市は長寿の街として有名であり、長寿の秘訣はバラ寿司である理由をホテルスタッフより説明を受けました。寮生たちは日本語と英語で準備されたプレゼンテーションに感心しながら聞き入っていました。
長寿の秘訣の説明を受けた後は、各自のテーブルに用意されたバラ寿司を盛り付けをし、長寿を祈念しながらその味に舌鼓を打っていました。

 

昼食の後で、先程染付けたエコバックを受け取り、各自が制作したエコバックと一緒に記念撮影をしたあとで天橋立へ移動しました。

 

天橋立に到着後はリフトに乗って天橋立ビューランドを散策しました。祝日だったために施設は大変混雑していましたが、寮生たちは自然が作り出す壮大な風景を眼下に望み、他の寮生たちと童心に帰ったかのように無邪気にアトラクションなどを楽しんでいるようでした。

 

京都で生活する留学生たちに京都が誇る日本の伝統や習慣に触れて貰い、日頃訪れる機会のない地域を知って貰う貴重な時間になったものと思います。
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2018年 秋 消防・防災講習

平成30年10月23日(火)、さつき寮、みずき寮に入寮した留学生たちを対象とした秋の防災・消防講習が実施されました。
上京消防署の署員の皆様にさつき寮にお越しいただき、留学生たちは日本で生活する上で必要な防災知識と災害から身を守る方法を学び、RA(日本人学生)たちは留学生たちが安心して寮生活を営むために寮内での防災意識の向上に役立ててもらう講習となりました。

今回は、京都洛南ロータリークラブ様より寄贈いただいたプロジェクターを使用し、東日本大震災を題材にした防災ビデオを視聴しました。その後、上京消防署の署員の皆様から火災報知器について、RAの通訳を交えながら説明していただきました。

座学の後は上京消防署に向かい、消火器の取り扱いの実施訓練を行いました。当日は生憎の雨模様でしたが、消防署の駐車場を火災現場に見立て、適切に初期消火を試みる訓練を行いました。初めて消火器を扱う留学生もおりましたが、全員が適切に消火器を扱うことができました。
さつき寮に戻ってからは、寮内の消火器の場所を確認する寮生が見受けられました。今年は地震や台風などの自然災害がとても多くあったため、寮生たちも危機意識を持っているようです。適切な判断と行動をし、被害を最小限に抑えることができることを留学生たちは学びました。

3棟合同京都山城初夏歴史散歩

平成30年6月30日(土)、さつき寮、みずき寮、きょうと留学生ハウスの3棟の交流及び親睦を深めることを目的とし、3棟合同京都山城初夏歴史散歩を開催いたしました。3棟合わせて27名の学生が参加し、新緑のにおいを感じる爽やかな空気と情緒溢れる風景を堪能しました。

和束町は「茶源郷」として知られています。ここでは茶摘み体験を予定していましたが、前日の悪天候のためハーブ石鹸づくりに変更することになりました。学生は茶葉の粉末を加えたパーム油の石鹸を動物や花など思い思いの形に仕上げていました。

和束町を後にして、次は正寿院へ向かいました。まず始めに住職のお説法を賜り、学生たちはみな興味深そうに正寿院の建物の歴史や祀られている神様の話に耳を傾けていました。
客殿にはハート型の窓がしつらえてあり、撮影スポットとして話題になっています。ただ実際はハートを表しているわけではありません。この形は「猪目(いのめ)」という日本の伝統的な紋様で、文字の通り猪の目の形に似ていることからこの名が付けられています。この紋様には災いをなくす、福を招くという意味があります。

宇治でランチを頂いてからは、二手に分かれて陶芸、茶香服(ちゃかぶき)の体験をしました。
茶香服とは、順不同に出される数種類のお茶の銘柄を当てる遊びです。学生は本場のお茶の渋味に驚いていましたが、どのような味だったかをメモして真剣に取り組んでいる様子でした。その後は、石臼を使って実際に茶葉を挽いて抹茶を作りました。普段簡単に体験出来ることではないので、学生にとって貴重な経験になったことと思います。作った抹茶は濃茶にしてバニラアイスにかけて頂きました。
朝日焼陶房にて実施された陶芸体験では、陶芸の型枠を使って成型する技法に挑戦することになりました。学生は好みの器の型を選び、ろくろを使わないで型枠に粘土を押し付ける簡単な技法のように見えましたが、左右のバランス調整や糸とへらを用いて文様を描くところでは微妙な力加減に息を殺しながら真剣に取り組んでいました。

お天気が心配されましたが、雨に降られることはほぼありませんでした。参加した学生も日中の様々な活動や体験を通して寮の垣根を越えた交流が出来たのではないでしょうか。今後とも各寮が盛り上がるようみんなで力を合わせていきます!