さつき寮&みずき寮

 「きょうと留学生オリエンテーションセンター」は、京都府の遊休資産を活用し、民間活力を導入した手法で整備した留学生宿舎です。さつき寮(上京区)とみずき寮(左京区)の2棟が、2014年3月20日に竣工しました。

寮には来日間もない入居留学生が、京都での生活に1日でも早くなじめるよう「留学生オリエンテーター」と日本人学生による「レジデント・アシスタント(RA)」が様々なフォローをしています。寮生同士の交流や地元行事等へも参加し、留学生たちが大学での生活だけでなく、様々な交流を通じて多様な文化や習慣等で楽しい時間を過ごしています。

このブログでは、きょうと留学生オリエンテーションセンターで生活する学生たちの日常の様子を 紹介していきます。

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平成29年度 Kyoto Global Kids in スチューデントシティ

平成29年9月2日(土)、さつき寮の近くにある 京都まなびの街生き方探求館「スチューデントシティ」にて、京都市教育委員会が主催するKyoto Global Kidsイベントが実施されました。会場には京都市内に在住する児童や保護者をはじめ、市内の学校で活躍するALT(Assistant Language Teacher)や学校関係者など多くの方々が参加されており、その中にさつき寮の寮生と京都府名誉友好大使たちが入って児童たちに英語でコミュニケーションを図る役割を担わさせて頂きました。
スチューデントシティは、京都を代表する企業や全国展開を行っている企業、グローバル企業などが模擬店舗を開き、子どもたちに自らの生き方を探究し、働くことの意味や社会とのつながりを理解し、一人一人の社会的・職業的自立を目指す教育施設として運営されています。今回は、子どもたちが英語を使って店員や顧客に扮し、実生活で役に立つ英語を体験できるようにプログラムされています。

まず最初に子どもたちは各店舗に配属され、ALTや留学生たちが顧客として買い物に訪れます。店員を演じる子どもたちは英語での接客対応を行い顧客が求める商品やサービスを提供できるまで英会話を駆使します。
思った英語の言葉が出てこなくて頭を抱える子ども店員にも、常日頃から子どもに英語で接する事に慣れたALTが優しくフォローをし、無事に買い物が成功する場面などを所々で見かけることがありました。

後半では、これまでとは逆にALTや留学生らが店員に扮して、顧客として訪問してくる子どもたちの買い物を手助けします。さつき寮から参加した寮生はPanasonicの店舗に配属されて店員服を着用しましたが、様々な国籍の人たちが働くグローバル企業ならでは、海外のデパートやショッピングセンターなどで見かける光景そのもので違和感を感じることがありません。みなさん、店員服がとても似合っています。
ALTらは子どもたちに積極的に話しかけ、子どもたちがリラックスして英語を話す術を心得ている様子でした。子どもたちが目的の品を購入した際には様々な店舗から歓声が伝わり、スチューデントシティには活気が溢れていました。

本格的に設置されている店舗で生きた英語を実体験する企画で、模擬体験とは言え子どもたちにとって貴重な経験になったものと思います。また、さつき寮の近くにこのような立派な教育施設があり、将来何かしらの形で京都で学ぶ留学生に向けて京都を代表する企業や日本が誇るグローバル企業などを知ってもらう機会に活用できれば・・・とも思える経験でした。
今回の企画にお声掛け頂きました京都市教育委員会学校指導課の皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。

2017滋野区民ふれあい夏祭り

平成29年8月26日(土)、地域で行われた夏祭りにさつき寮の寮生たちが参加しました。
さつき寮の夏の最後のイベント、そして今期に退寮を迎える寮生たちにとっては寮生たちと共に過ごす最後の機会です。楽しくもあり少し淋しい気持ちが胸に残ります。

寮生たちは、焼きそばや焼き鳥、フランクフルト、かき氷などが並ぶ屋台を回って腹ごしらえ。地域の方々を相手に日本語で買い物をする姿にも余裕が伺えます。買い物中にご婦人方に囲まれて満更でもない様子の色男。ご婦人方からも笑顔が溢れていました。

続いて寮生たちは、輪投げと金魚すくい、そして花火を体験しました。
輪投げでは、寮生たちもなかなか苦戦の様子。しかし、見事3個の輪全てを棒に入れた寮生が現れました。彼女の投げる3個目の輪が棒に収まった時には、寮生たちと地域の方々とで大歓声が沸き起こり、大いに盛り上がりました。3個の輪を入れた寮生は特賞の景品を獲得しました。
その他にも寮生たちは金魚すくいや花火も楽しみ、童心に帰った様子で楽しんでいました。
夏祭りには上京区のゆるキャラ 「かみぎゅうくん」も駆けつけて、寮生たちとも記念撮影。

最後に日本の風物詩、盆踊りを寮生全員で楽しみました。地域の方たちが踊る輪の中に入れさせて貰い、最初は歌に合わせて見よう見真似で踊っておりましたが、先程寮生たちと談笑していたご婦人方が見かねて振り付けを教えて下さり、そのご指導のお陰で寮生一同が上手に盆踊りを踊れるようになりました。
夏祭りに参加した寮生たちにとっては忘れられない日本の夏の思い出になったものと思います。

 

2017年 新町小学校学校キャンプ

平成29年7月29日(土)~30日(日)にかけて、京都市上京区新町小学校の夏休み行事「学校キャンプ」に、さつき寮の寮生たちを招待して頂きました。
この時期の留学生たちは試験期間中で大忙しです。その忙しい合間を縫って地元の小学生たちとの行事に参加してくれました。

初日は夕刻から学校の校庭に集まってキャンプファイヤーが行われました。総勢130名ほどの子どもたち、教職員と地域の皆さまが燃え上がる火を中心に輪になって座り、歌や踊りなどを楽しみました。留学生たちの隣に座って緊張していた子どもたちも、キャンプファイヤーの盛り上がりとともに打ち解けてきたようでした。


キャンプファイヤーが終わると夜の校舎でのナイトハイクがはじまりました。体育館で子どもたちと一緒に様々なゲームに参加しました。玉入れは日本人にとって馴染みのある競技ですが、留学生にとっては新鮮な体験だったようです。その後、日本の小学校の施設を見学させて貰い、母国の小学校の施設との違いに高い関心を示していました。校内の探検を終えた頃には消灯時刻が近づいていましたので一旦は寮に戻り、翌朝に改めて小学校に集合することになりました。

2日目は早朝に集合し、ポイントラリーに参加しました。外は生憎の雨模様でしたので校内でポイントラリーを実施することになりました。
ポイントラリーでは留学生たちがチェックポイントで子どもたちのグループの到着を待ちます。子どもたちは英語を使って留学生たちの出身国を尋ね、白地図から国を探して色で塗るのが課題です。留学生たちに質問する際には「英語オンリーゾーン」に入らなければならず日本語は一切使えません。子どもたちは知恵と英語を駆使しながら、様々なアプローチで留学生たちに質問をしていました。
子どもたちが果敢に英語に挑んだ結果、8つのグループ全てが無事留学生たちの出身国を白地図に書き込むことができました。

ポイントラリーも無事に終わり、お楽しみの昼食です。留学生たちは子どもたちと一緒にカレーライスを頂きました。短い時間ではありましたが、さつき寮の寮生たちにとって、日本での素晴らしい夏の思い出になったものと思います。


今年もさつき寮の寮生たちを小学校の行事にお招き頂き、参加に向けてご尽力頂きました新町小学校の学校運営協議会のみなさま、PTAのみなさま、そして教職員のみなさまには厚くお礼申し上げます。

2017年 寮生たちの祇園祭

平成29年7月14日(金)、さつき寮の寮生たちが浴衣を着て祇園祭へ繰り出しました。
日本三大祭の一つの祇園祭、この時期に京都に留学をしている留学生たちにとって祇園祭を楽しむまたとない機会です。
日本らしく浴衣を購入したのは良いのだが、浴衣の着かたがよくわからない…。そんな寮生たちからの悩みを聞いて、日頃からさつき寮の寮生たちを母のように見守って下さっているご近所の女性に相談したところ、ご近所のよしみで特別に浴衣の着付けを手伝ってくれることになりました。
寮生たちは各々の浴衣を持参し、順番に浴衣の着付けをお願いします。
全員の浴衣の着付けが終わって記念撮影。留学生たちの浴衣姿はとても似合っています、格好良いですね。

浴衣に着替えた寮生たちは祇園祭の会場へ。前祭で山鉾に乗ることができる船鉾を拝観させて頂きました。船鉾の鉾囃子を聞きながら二階に上がって鉾に乗船します。狭いながらも美しい装飾に飾られた鉾の中で船鉾の説明を聞き、祇園祭の歴史と伝統を堪能していたようです。
寮生たちにとって祇園祭での素敵な思い出になったことと思います。

 

同志社女子大学の学生たちとたこ焼きパーティー

平成29年7月8日(土)、同志社女子大学に留学中のさつき寮、みずき寮、きょうと留学生ハウスの寮生たちと同志社女子大学の日本人大学生たちが合同でたこ焼きパーティーをさつき寮で実施しました。
同じ大学で学ぶ日本人大学生と留学生たちが一緒に協力しながら、たこ焼き作りに取り組んでいました。
買い出しから調理の準備など手際よく進み、初めてたこ焼き作りに挑戦する留学生たちにも丁寧に説明する姿が印象的でした。
たこ焼きの他にもチーズやウィンナーなど変わり種入りたこ焼きにも挑戦し、味には大満足の様。その後も一緒に歌ったりゲームで遊んだりと賑やかな声が談話室に響いていました。
賑やかな声に誘われて談話室を覗きに来た他の寮生たちにもたこ焼きを振る舞ってくれ、気配りも忘れない女子たち。パーティーが終わった後のキッチンの清掃もバッチリ。ゴミ一つ残すこと無く、彼女たちの女子力の高さには脱帽です。ぜひまた遊びに来て下さいね。

2017年 3棟合同研修(天橋立)

京都伝統工芸大学校を後にした寮生たちは、途中昼食を取ってから天橋立へ向かいました。
昼食は宴会場に通されて座敷の上での御膳です。日本の観光風情さながらの光景ですが、留学生たちにとっては新鮮な体験だったようです。お土産物屋では様々な特産品(海の幸や山の幸)、普段見慣れない食材に興味があるようです。

天橋立に到着した寮生たちは、智恩寺から観光船に乗って傘松公園へ向かいました。船上では船を追って飛ぶカモメに餌付けをする寮生や、目の前にそびえる山々や宮津湾の海岸線を眺める寮生など、各々が船でのひと時を楽しんでいました。
観光船が一の宮に到着し、そこから徒歩で籠神社を通って傘松公園に登るリフトに乗り、山頂へ向かいました。

傘松公園の展望台に到着した寮生たちは、眼下に望む天橋立に興奮の様子。もちろん、お約束の股覗きは忘れません。各々がカメラや携帯を手にしては天橋立の光景を写真に収めていました。
集合時刻になり、改めて全員で集合写真を取る際に嬉しいゲストが加わってくれました。傘松公園ご当地ゆるキャラ「かさぼう」が記念撮影に加わってくれました。これには寮生たちも大興奮、その後も「かさぼう」を囲んでの撮影大会に…。

当日は天気にも恵まれて、寮生たちは京都府の誇る伝統工芸の体験と日本三景を堪能することができたかと思います。「1日では足りない」「泳ぎたかった」とやりたい事がいっぱいで物足りなかった寮生たち。帰りのバスの中ではいつまでも途絶えること無く、和洋のカラオケが鳴り響いていました。

 

2017年 3棟合同研修(京都伝統工芸大学校にて陶芸・絵付け体験)

平成29年7月1日(土)、京都府が所管する3つの留学生寮 「きょうと留学生ハウス」と「きょうと留学生オリエンテーションセンター さつき寮、みずき寮」に居住する留学生ら約30名が、日本の伝統工芸体験と天橋立観光を行いました。
寮生たちを載せたバスは、南丹市にある京都伝統工芸大学校(TASK)へ向かい、そこで陶芸と絵付け体験を行いました。到着後、TASKの工藤教授よりご挨拶を頂き、施設の案内と寮生たちの制作をサポートして頂く在校生の皆様の紹介をして頂きました。TASKで日本の伝統工芸を学んでいる学生の中には留学生も多く在籍されており、今回サポートしてくれる学生も留学生を配して頂いていました。日本で学ぶ分野は違えども、留学生同士が打ち解けた雰囲気で陶芸体験ができました。
素晴らしい施設と環境で伝統工芸を学ばれている在校生の方々は、将来は素晴らしい職人になって日本の伝統工芸を継承して頂けると思います。
寮生たちは、TASKの学生の皆さんに指導して頂き、ろくろ回しに悪戦苦闘しながらも、満足のいく作品ができあがったみたいです。絵付け体験でも非常に美しい絵を描く寮生もおりました。
寮生たちの作品は、後日にTASKの方々が窯に入れて焼き上げてくれるそうです。どんな作品が完成するか今から楽しみです。