さつき寮&みずき寮

 「きょうと留学生オリエンテーションセンター」は、京都府の遊休資産を活用し、民間活力を導入した手法で整備した留学生宿舎です。さつき寮(上京区)とみずき寮(左京区)の2棟が、2014年3月20日に竣工しました。

寮には来日間もない入居留学生が、京都での生活に1日でも早くなじめるよう「留学生オリエンテーター」と日本人学生による「レジデント・アシスタント(RA)」が様々なフォローをしています。寮生同士の交流や地元行事等へも参加し、留学生たちが大学での生活だけでなく、様々な交流を通じて多様な文化や習慣等で楽しい時間を過ごしています。

このブログでは、きょうと留学生オリエンテーションセンターで生活する学生たちの日常の様子を 紹介していきます。

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2019年春 消防・防災講習

平成31年4月22日(月)、さつき寮に入寮した留学生たちを対象とした春の防災・消防講習が実施されました。
寮での自主防災活動への指導として、上京消防署の署員の皆様にさつき寮にお越しいただき、共同生活で必要な防災知識と災害から身を守る方法を学びました。RAたちも留学生たちが安心して寮生活を営むために署員の方々の説明を英語に通訳してくれていました。

寮内での講習が終わった後は上京消防署に向かい、消火器の取扱いの実施訓練を行いました。多くの寮生たちは先日に訪問した京都市市民防災センターで消火器の取扱いについて学んでいましたが、事前に学んだことへの良い復習の機会になったかと思います。

常日頃から地震や災害などに備えている様子を留学生たちが知ることで、安心して日本での留学生活を営んでいただけるものと思います。

 

2019年春 ウェルカムパーティー

平成31年4月20日(土)、今春にさつき寮に入寮した留学生たちと在寮生、そして地域の方々との交流を図る企画、ウェルカムパーティーが開催されました。
今期は京都大学と同志社女子大学、京都工芸繊維大学から20名ほどが入寮し、さつき寮で日本での新生活を営んでいます。カナダ、韓国、イタリア、ポルトガル、エクアドル、スペイン、インド、フランス、ドイツ、イスラエル、ポーランド、香港、台湾、スイスからの留学生を迎えました。
寮生たちはテーブルに並んだ食事でお腹を満たせながら新旧寮生たちと歓談を楽しみ、近隣にお住いの方々とも会話も楽しんでいるようでした。

途中、RAによるピアノ演奏が披露され、和やかな雰囲気でパーティーが進行していきました。その後、新入寮生による自己紹介の時間となり、さつき寮で新しく生活をはじめた寮生たちが一人一人自己紹介をしてくれました。

さつき寮での生活を通じて、寮生たちは日本の生活ルールやマナーを学び、近隣の皆様との交流や日本の文化・伝統などを体験する企画などを実施していきます。
寮生たちはこれらの経験を通じて一日も早く日本の生活に慣れ、京都での留学生活を満喫できるようサポートして参ります。
2019.4WelcomePT18

2019年春 防犯・交通安全講習

平成31年4月18日(木)、今春にさつき寮ときょうと留学生ハウスに入寮した留学生たちに向けて防犯・交通安全講習が実施されました。
今回も上京警察署の署員の方々にさつき寮にお越しいただき、在留カードの携帯義務や資格外活動、留学生が巻き込まれやすい犯罪などの注意喚起と自転車のルール等の交通安全講習、そして護身術の講習が実施されました。
署員からの日本語での説明には、留学生たちと一緒に生活しているさつき寮のRAたちが英語に通訳をしてくれており、留学生たちの理解に大いに役立ってくれています。

最後には毎回恒例となっている護身術の講習が行われました。警察官に護身術を指導されている先生より、強盗や暴漢などからの危機から脱する術をご指導いただきました。
寮生たちがペアになって様々な状況で活用できる護身術を教えていただきました。和気藹々としたなかで教えていただいていましたが、実際の生活で護身術を使う機会に遭遇することが無いことを願うばかりです。

 

2019年春 RA企画(防災センター&東寺)

平成31年4月7日(日)、きょうと留学生ハウスとさつき寮の寮生たちが、京都市市民防災センターを訪問し、様々な災害体験と防災活動の学習を行ってきました。

企画に参加した留学生たちは、防災センターで提供されている防災学習プログラム(映像体験、消火体験、水害体験、避難体験、地震体験、強風体験)に参加しました。
最初に全員がシアタールームに案内され、これまでに京都で発生した各種災害と市民防災活動の取り組みの歴史等が記録された映画を鑑賞しました。
その後、各寮でグループに別れて防災センター内で体験できるプログラムに参加しました。

消火体験では、消火器の種類の説明と火災の種類に応じた消火器の使い方について説明を受けました。その後、消火器の使い方を学び、画面に映し出された火災映像に消火器で放水し消火活動を行う体験を行いました。

水害体験では、大雨により地下街に大量の雨水が流れ込む映像を鑑賞しました。その後浸水の高さによって扉が重たくなる装置を使い、扉を開ける体験に挑みました。水深40cm になると屈強な留学生であっても簡単に扉を開けることができませんでした。

避難体験では、ホテルや旅館に宿泊する際には必ず避難経路を確認することを説明され、燻煙が立ち込める暗闇の廊下から避難する体験に参加しました。
地震体験室では、一般家庭のリビングを模した装置を使い、震度7までの横ゆれを体験しました。ここでは、地震が発生した際の初期動作について学ぶことができました。

強風体験では、最大風速32メートルまでの強風を体験しました。目を守るためのゴーグルを着けて部屋に入った寮生たちは、徐々に風速が上がるにつれて顔が下に向き、風速32メートルになると手すりに掴まり姿勢を低くしなければいけない程でした。

防災センターでは他にも自由に防災活動を体験できる施設があり、寮生たちは空いた時間にいろいろな体験に挑戦していました。
楽しみながら防災活動の理解と体験ができる施設にて、留学生たちは防災について多くの事を学ぶことができたと思います。

寮生たちは、防災センターのあとで東寺に向かい夜間特別拝観に参加しました。雨で多くの桜が散っていましたが、ライトアップされた東寺の五重塔などの風景を楽しみ、今年最後の夜桜を楽しむことはできたようです。
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2019年春 住民登録と国民健康保険加入手続き

平成31年4月5日(金)。入学時期を迎え、さつき寮にも数多くの留学生たちが到着しました。今春に入寮した留学生たちから、手続きが必要な留学生たちを対象に住民登録と国民健康保険加入手続きに上京区総合庁舎へ行きました。
今回も公益財団法人 京都市国際交流協会からの御支援をいただき、留学生たちの行政登録が無事完了しました。
2019.4Wardoffice
期待と不安を胸に日本に到着した寮生たちにとって、新しい出会いが安心に繋がったことかと思います。一日も早く日本での生活に慣れ、日本での留学が実り多き時間となるよう支援して参りたいと思います。

平成31年 上京消防署定例表彰式

平成31年3月13日(水)、上京消防署にて平成31年上京消防署定例表彰式が実施され、さつき寮が自主防火事業所として表彰されました。
多くの留学生の命を預かる寮として防火管理の推進に努め、留学生への防火・防災講習の実施や地域の防災活動への参加など、常日頃の活動が消防署に評価され表彰されることとなりました。
表彰式には、さつき寮のオリエンテーターたちが出席し、上京消防署長より表彰状が授与されました。


今後も地域に貢献する留学生寮として、その役割をさらに発展させて参りたいと考えております。

2019年 留学生、たこあげ大会へ出場

平成31年2月24日(日)、さつき寮、みずき寮、きょうと留学生ハウスの寮生たちが「第35回京都子どもてづくりたこあげ大会」に出場しました。寮生たちは「たこ作りワークショップ」で自作した凧や会場で制作した凧を手に、京都市内の学童・児童館などから集まった児童や保護者など500名近い参加者の方々と一緒にたこあげを楽しみました。

開会式では、子どもたちによる和太鼓演奏が披露され、そのあとで留学生を代表して挨拶をさせていただきました。当日は快晴で暖かく過ごしやすい天気に恵まれたのですが、風が少なかったこともあって、凧を大空に安定して滞空させるのには苦労している様子でしたが、寮生たちは子どもたちと一緒に会場を駆け回っていました。

その後、京都市内の学童・児童館の児童や保護者達が制作し競い合うエントリー競技が始まり、各館所から持ち込まれた大凧や創作凧、連凧などが次々に登場しました。今年から審査員に留学生が加わり、出場した凧の大きさやデザイン、そして飛んだ高さを評価する大役を務めることとなりました。
留学生チームは今年も連凧競技にエントリー、ワークショップで作成した過去最多最長の60連凧を手に優勝を目指します。連凧部門には5団体がエントリーしており、留学生チームの連凧の滑空順番は5チーム中最後です。先に他団体の滑空成功を見届けたあとにも関わらずでしたが、見事大空に60連凧を飛ばすことができました。
過去には2位や京都新聞社賞を受賞した経歴もあり、他団体からライバル視されるようになってきましたが、今年の結果は如何に?審査結果に期待が膨らみます。

結果発表が行われるまでの間、留学生たちはけん玉イベントにも参加させて貰いました。ステージでけん玉パフォーマンスを披露してくれた学童指導員や子どもたちにけん玉の遊び方を教わり、子どもたちの輪の中に入ってけん玉遊びを体験させて貰いました。その後、けん玉コンテストが開催され、留学生たちもコンテストに参加させて貰いました。コンテストが終了した後も延々とけん玉に夢中になる留学生の姿が印象的でした。

閉会式にて各部門での入賞団体の発表が行われました。先に大凧、創作凧の結果発表が行われ、最後に連凧部門の結果が発表になります。待ちに待った発表では、留学生チームは3位に入賞することができました。審査委員長からの総評では連凧部門は大変な接戦だったそうですが、留学生チームよりもより高く、より多く連凧を飛ばした団体が上位入賞を果たしました。
連凧で先頭走者を務めた留学生が留学生チームを代表して登壇し、審査委員長から3位入賞の賞状を受け取りました。

留学生たちがたこあげ大会に参加させていただいて3年目となりました。京都で留学する外国人留学生がたこあげ大会に参加する企画は、年を重ねる毎に多くの方々に知られる恒例行事となってきました。また、たこあげ大会に参加している学童・児童館に関係する外国人居住者や留学生からの参加も見受けられるようになってきました。日本の伝統的な遊び文化であるたこあげを通じて、留学生たちと子どもたち、そして子育て世代の親たちとの交流の幅が広がってきているように感じられるようになりました。
このような機会を提供していただいた「京都子どもてづくりたこあげ大会」実行委員の方々をはじめ地域の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。